「機動戦士ガンダム アーセナルベース」の攻略記事です。
この記事では、MSアビリティ「誘導」の効果や使い方、対処法について考察していきます。
基本性能の他に、MSカードの個性を決定づける要素の1つがMSアビリティです。既に多くのアビリティが実装されており、採用理由に直結するようなアビリティも数多く存在します。
中でも「誘導」アビリティを持ったMSはほとんどのデッキで採用されており、SEASON:01からずっと環境に居座り続ける強アビリティです。誘導の使い方や対処の仕方のミスで勝負が決まることも非常に多いので、アビリティの効果をよく理解し、上手に扱えるようになりましょう。
【1】アビリティ効果の解説
自身をロックオン距離内に捉えている敵MSの攻撃対象を、強制的に自分に向ける効果を持ちます。アーセナルベースは、基本的にPLカードのタイプによって攻撃対象は決まっているのですが、誘導の範囲に入ったMSはタイプに関係なく強制的に誘導機体にしか攻撃しなくなります。効果時間は25秒で、結構長いです。コストは「強化」や「妨害」「トランザム」などと同様4となっており、標準的な重さです。
ここまではテキスト通りなのですが、他にもテキストに書かれていない細かい仕様があるので、以下に箇条書きしておきます。
(1)効果が終わると、本来ロックすべきMSにロックが向く(リセットされる?)
(2)MSアビリティ「奇襲」で誘導範囲から外れると、効果を外せる
(3)MSアビリティ「集中砲火」の効果を解除させることができる
(4)「誘導」の効果が敵MSに効きはじめるのは、モーションが完了してから
誘導の効果範囲はかなり広く、ちょっと離れているくらいの距離でも誘導させることができます。
誘導持ちのMSは耐久力が高いMSが多く、HPが高く設定されていたり、サブウェポンがシールドになっていたりして、敵MSの攻撃が集中しても結構長く場に留まることができます。
【2】使い方、自分が使う際に意識すること
(1)敵MSから味方のMSを守る
敵MSに狙われたくない味方MSの近くに出撃させ、誘導を発動させれば、味方のMSを守ることができます。それによって味方MSの役割遂行をサポートします。弱点のない殲滅タイプで使用されることが多い使い方です。
ただし、味方MSはただ生き残ればいいというわけではない、という点は意識しておきましょう。わずかな体力で延命するよりも、早く撃破されて体力満タンで再出撃した方が後の展開が有利になることもあります。
(2)敵MSから味方拠点/戦艦を守る
味方拠点/戦艦を狙う敵MS(主に制圧)に対して使い、拠点/戦艦への攻撃を阻止します。制圧MSが使用した場合は、自分は敵拠点/戦艦に向けて進行していき、誘導された敵MSがそれを追いかける形になるので、一気に敵MSの攻撃ラインを下げさせることが可能です。殲滅MSが使用すれば、拠点/戦艦へ攻撃する敵制圧に仕事をさせずに撃破することができます。
味方拠点/戦艦への攻撃を軽減する方法は基本的に防衛カードで防衛するしかないアーセナルベースですが、誘導は防衛以外の方法で拠点/戦艦へのダメージを防げる貴重な防御手段です。
(3)出撃時にすぐ使いたい場合は、使用コストも含めてコストを貯めよう
誘導の使いどきは、8割以上が出撃してからすぐのタイミングです。「この場所に使いたい!」という時に使うのが誘導です。なので、誘導MSで出撃時にすぐに誘導したいときは、出撃コスト+4コストが貯まった状態で出しましょう。出撃から誘導発動までのタイムラグが長いほど、敵に対処されてしまい、使い時を逃してしまいます。
(4)誘導を使いたいときは最速で!
アーセナルベースは、一瞬のスキがきっかけで戦術技を撃たれて状況が一変することが多くあります。のんびりやっている間に先に敵に致命的な攻撃を打たれないように、最速を意識しましょう。
(5)誘導を使ったら、自分は撃破されるようにする
撃破されるために出撃する、というのは抵抗がある感じですが、誘導MSは敵に落とされてなんぼのMSという認識をもっておきましょう。誘導は、攻撃にも守りにも幅広く活用できる強アビリティです。1試合に何回も使いたいので、敵がこちらの誘導MSを全力で撃破せざるを得ない状況を作れるようにしましょう。
黙っていても敵に狙われやすい制圧誘導ならそんなに意識しなくてもいいですが、殲滅誘導は拠点/戦艦への攻撃力も低いので、中途半端な生き残り方をすると無視されて仕事ができなくなります。
【3】対処法、相手にするときに意識すること
(1)誘導されたくないときは、十分に離れたところに出撃させる
上でも述べましたが、誘導の範囲はかなり広いです。例えば味方拠点を攻撃している敵制圧が誘導を使ってきた場合、敵拠点を破壊していない状態ではこちらの制圧を出しても誘導に吸われてしまうことが多々あります。
(2)MSアビリティ「奇襲」を活用する
「奇襲」は、誘導を外せる数少ない手段です。誘導に引っかかってしまっても、奇襲で別レーンに移動すれば誘導から逃げることができるので、状況に合わせて使っていきましょう。
(3)誘導が効くのはモーションが完了した後である
誘導をかけられても、モーションが終わるまでのわずかな時間、誘導に関係なく攻撃できます。誘導を使われそうな場面の場合は、誘導を使われるときと同タイミングなら、戦術技が間に合うこともあります。ギリギリの削りあいが繰り広げられるアセベでは、これを知っているか知っていないかも勝率に関わってきます。
(4)敵誘導MSのリペア状況・コストをよく見る
ゲームに慣れてきてからでないと難しいですが、敵MSのリペア状況やコストを把握することで、敵が誘導を使ってくるタイミングを予測することができます。相手のリペアが完了していなければ、誘導はこないわけですから、その間は気にする必要はないわけです。もちろん、その後の展開も考えなければなりませんが。敵の状況を確認し、誘導に引っ張られずに攻撃できるタイミングをはかりましょう。
以上、アーセナルベースのMSアビリティ「誘導」の解説でした。
MSは基本的にオートでロックや攻撃をするというアセベにおいて、敵の行動を意図的に操ることができる「誘導」は、めちゃくちゃ強力なアビリティだといえます。自分の思い通りに戦況を進める上で障害になるのは敵MSの動きですが、誘導を使えばそれを支配することができるわけです。敵の戦術を能動的に破壊できるって、強すぎですよね。
ほとんどのデッキに入っている環境アビリティなので、誘導を制するものはアセベを制する、くらいに重要なアビリティなので、ぜひとも使用法・対処法を抑えておきたいものです。