HGCE 1/144 ダガーLの素組みレビュー記事です。
発売日:2021年4月
価格 :1320円
「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」に登場した地球連合軍の量産型MS、ダガーLの記念すべき初ガンプラです。種死の連合軍の量産型といえばウィンダムの方が印象に残りやすいため影が薄いMSだったのですが、遅れた分キットの出来は非常にいいものになっています。
何といってもシールがない!!
頭部がジムと同じテレビ顔なので、ザク系統のようにモノアイ用のシールが必要ないのも大きいですが、ほとんどの色分けをパーツ分けで再現できているのは間違いないです。
では、色々見ていきましょう!
まずは正面からの全身像。HGCEシリーズのガンダム系同様、スマートな造形です。強そうには見えないもののちょっとオシャレな感じなのがSEEDの量産機らしいです。
ランナーにHGCEエールストライクガンダムのものを一部使っているので、ストライクの余剰パーツがいくつかでてきます。
背面には、ストライクと似た感じの、ストライカーパックを接続するためのギミックがあります。なので、HGCEウィンダムに付属するジェットストライカーなどの各種ストライカーパックを取り付けることができます。
SEED量産機らしい、射撃しながら進軍するポーズ。付属する装備はビームカービン、シールド、ビームサーベルの三種類です。ビームカービンはセンサー部が別パーツで色分けされています。
シールドはもともとシンプルなデザインなこともあり、表面の色分けは文句無しかと。
降下しながら射撃!!
この時期のHGにしては珍しく、足裏に肉抜きがなく、モールドもしっかり造形されています!!
これはポイントが高いです。
シールドは二箇所からの接続部を選べるので、ポージングに合わせて動かすことができます。
ビームサーベル抜刀!
左右のサイドスカートに柄がマウントされています。ビーム刃は他のHGにも付属している一般的な形状のものです。
振り下ろすポーズ!
ビーム刃の接続部ですが、私の個体ではちょっときつめだったのでピンが折れないように気を遣って差し込みました。
柄が長めで、上半身の可動域も優秀なので両手持ちも無理なくできました!
もちろん、ビーム刃は2本付属するので二刀流も可能。
シールド、ビームカービンは左右逆に取り付けることもできるので、左利きパイロット仕様にもできます。
以上、HGCE ダガーLの素組みレビューでした。
複雑なギミックがないので地味といえば地味ですが、シールがない上に可動が優秀なので、スッキリしたデザインはブンドドするには好都合なキットです。各種ストライカーパックを無改造で取り付けられるので、カスタマイズ性が高いのも見どころといえるでしょう。
今後はザフト系の量産機に期待したいところです。ザウートとかゲイツRとか、まだまだ弾は残ってますからね!