「余計な鎖は外してやるから・・・見せてみろよ、お前の力。」
HGIBO 1/144 ガンダムバルバトスルプスの素組みレビュー記事です。
発売日:2016年10月
価格 :1100円
「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」第二期前半におけるバルバトスの姿です。パイロットは、「鉄華団の悪魔」と呼ばれるまで有名になった主人公、三日月・オーガス。
本編では、ほとんど苦戦という戦いがなく、阿頼耶識+ガンダムフレームの圧倒的な強さを存分に見せつけてくれたMSです。
可動域が素晴らしいのがHGのガンダムフレーム機の特徴ですが、このバルバトスルプスも本編で象徴的だったアクションポーズをガシガシ決められるキットです。何といっても素晴らしいのが、価格が安いこと!
最近ではHGでも2000円を超えるキットが珍しくない中、1100円でこれだけの出来のガンプラが作れるなら、それだけで十分すぎる価値があります。
では、早速見ていきましょう!!
まずは正面の立ち姿から。色分けの足りない部分はシールで補う形で、膝の電源マークはシールで再現します。
悪魔とも呼ばれるくらいにガンダムシリーズの中でもヒーロー成分が少ないのがバルバトス系統の特徴ですが、ルプスはトリコロールカラーもはっきりしていて、比較的ヒロイックな見た目をしています。
続いて背面。武器であるソードメイスをバックパックにマウント可能です。サイドアーマー、脚部のスラスター部分がシールの目立つ場所です。
ガンダムフレームの可動域が素晴らしいのと、第6形態までよりも前腕が長くなった恩恵で、マウントしたままでも余裕でソードメイスを握ることが可能です。
アームの展開ギミックも継続。ルプスでは大型の滑腔砲を使用しなかったのでマウント用としては出番が無いギミックでしたが、代わりに直接敵機のコックピットを潰すというさらにエグい使われ方をしていました。
付属武器はソードメイスのみ。本編に登場したバルバトス系統のメイン武器の中では最も軽いので、片手持ちでも手首や肩への負担が少ないのがナイスですね。
もちろん、両手持ちは余裕!
特徴的な肩の鉄華団マークは、パーツ分けのみで完全再現です!!
本編みたいにガンガン振り回すポーズがルプスにはよく似合います!!
「あと5つか。」
ハシュマル戦の印象が強いルプスですが、二期第一話の決めポーズも痺れるカッコ良さ!!
脳内に勝ち取りたいお馴染みのBGMが流れます!!
「逃がすわけないだろ・・・!!」
手首は角度付きのものも付属するので、メイスを前に突き出したポーズもとれます。
排熱のための肩アーマー展開ギミックも再現されています。
「使ってやるからもっとよこせ!!」
リミッター解除時の眼光とか肩の青いエフェクトパーツを付けたくなりますね。さすがに、今更プレバンで出たりはしないかな・・・。RG化に期待ですね。
上からの振りかぶるポーズも。
HGバルバトスの頭部はどれも細かくパーツによる色分けができていて出来がいいんですが、デザインの関係上、これくらい下から見ないとせっかくの悪魔顔をじっくり眺められないのが難点です。
以上、HGIBOガンダムバルバトスルプスの素組みレビューでした。
色分け、可動も優秀で価格も安いという、まさに主人公機のキットとして理想的なガンプラといえるのではないでしょうか。
ルプスの活躍をアニメで見て、これからガンプラに入りたいという新規モデラーにもおすすめしやすいと思います。ただ、武装はソードメイスしかないので、腕部滑腔砲や夜明けの地平線団との戦いでい使用したツインメイスも再現したい場合は、別途オプションセット5の購入が必要になります。まあ、それも660円と非常に安い上、オマケ武器や平手パーツもついてくるので、セットで揃えても2000円いかないので、最近の主人公機と比べれば十分にコスパはいいです。
再販の頻度も多く、入手もしやすいキットなので、鉄血のキットを組んだことのない方にも、「とりあえず作ってみてよ!」と宣伝したくなるガンプラです。