【ガンプラ】HGIBO ガンダムアスモデウスのレビュー

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HGIBO 1/144 ガンダムアスモデウスの素組みレビューです。

発売日:2022年4月

価格 :2090円

本キットは、「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ ウルズハント」に登場するガンダム・フレーム機の一機、ガンダムアスモデウスのガンプラになります。ナンバーは43。

ウルズハントは、今年リリースされるスマホアプリ「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズG」に収録される完全新作ストーリーですので、本編の公開に先駆けて発売されたガンプラということになります。まあ、すでに端白星やマルコシアスなど、他にも先駆けガンプラは発売されていましたので、このキットが特別珍しいわけではないのですが。

パイロットも本編での活躍も全く不明のまま発売されたガンプラですが、グラン・トンファーなどの独特な武器が収録されており、ガンダム・フレームによる優れた可動域によって鉄血MSらしい躍動感溢れるポーズを決めることができるキットになっています。

本編の活躍を想像しながらレビューをしていきたいと思います。


【1】外観

(1)正面

グレーがメインで、蛍光イエローのアクセントが特徴のデザインです。鉄血のMSにしては爽やかなカラーリングの機体です。武装のコンセプトは全然爽やかではありませんが・・・。

カラフルな機体なので、シールを多用しています。とりあえず、全ての部位に何かしらのシールを貼りました。これでもまだ設定通りにするには色が足りないので、全て塗装して仕上げるには骨が折れそうです。

(2)背面

正面と比べて、ダークグレーが目立つ背面。脚部フィンのダークグレーは、全てシールでの再現となります。これを丁寧に貼るのが大変でした・・・。本キットの最大の難所といえます。

背中の白いスラスターは、上下に可動します。


【2】アクションレビュー

(1)フル装備

付属する武装はギガント・ジャベリン、ライフル、グラン・トンファーです。鉄血MSらしく、接近戦で敵機に致命傷を与えることに重きを置いた武装が揃っています。

(2)グラン・トンファー

まずは両腕に搭載されたグラン・トンファーから。見事なモナカ構造で、イエローとパープルの色はシールで再現です。

両腕とも差し替えによって、伸縮ギミックを再現できます。

両腕のトンファーを伸ばして、突撃!!!

説明書によれば、炸薬式の射出機構を内蔵しており、どんな装甲も一撃で打ち砕くことができるそうです。アルトアイゼンのリボルビング・ステークみたいな感じかな?

逆向きに取り付けることも可能です。どっちが正しい向きなのかは分かりませんが、公式サイトの紹介ページにもこの状態の画像があったので、どちらでも使えるのかな?

こっちの方が殴りやすそうです。

(3)ライフル

110mm口径の小さめのライフルです。トリガーの造形はなく、専用の握り手もありません。トンファーの取り回しを邪魔しないように小型に設計されているとのこと。牽制目的だそうです。まあ、ナノラミネートアーマー相手に射撃武装を当てても、まともにダメージを与えられませんからね。ダインスレイヴとかいうチート武器以外は。

ライフルは、後部スカートに取り付けができます。

(3)グレネード

両腰には、グレネードが搭載されています。ここもイエロー部分は全てシールで、脚部フィンの次にシール貼りが大変な箇所でした。こちらも遠距離武器ですが、あくまで接近戦に持ち込むために、煙幕を出してかく乱するためのです。敵機に致命傷を与えることができる射撃武装は、ダインスレイヴとかいうチート武装くらいです。


(4)ギガント・ジャベリン

グラン・トンファーに続く近接武器、ギガント・ジャベリンです。柄のパーツが丸い形状をしています。持ち手パーツは四角の形状なので、持った時にクルっと回ってしまうのが弱点です。

ただ振り回すだけでなく、刀身が射出される投擲機構も搭載しています。差し替えによってリード線を繋ぎ、射出状態を再現できます。

ジャベリンを振り回すアスモデウス!!!

トンファーが象徴的な機体ですが、ジャベリンのポーズもカッコいいです。

(5)脚部クロー

アスモデウスの脚部はクローになっており、敵を掴んで拘束することができます。

アップで一枚。まるで鷹や鷲のような、猛禽類を思わせるデザインです。これで一度掴まれたら、中々抜け出せなさそうですね。

もちろん、両足共に本ギミックが搭載されています。

掴んだ状態で上からグラン・トンファーで攻撃!!!

説明書でもこのような戦術を使うと紹介されていますが、この形が正解なのかは、本編に登場してからのお楽しみです。

以上、HGIBOガンダムアスモデウスのレビューでした。

未だ動いているシーンを見たことがないので、想像力に任せてブンドドしましたが、やはりガンダム・フレームの可動域は素晴らしく、自由なポージングができました。武装のギミックも豊富で、様々な表情を見せてくれる、楽しいガンプラでした。

不満を挙げるとするなら、やはりシールの多さでしょうか。特に、グレネードや脚部のシールは他の部分とぶつかったり干渉しやすく、動かしながらシールがはがれないか心配でした。まあ、HGシリーズのキットなので、これくらいの不満点は他のキットでもよくあることですが。

色々動かしてみて、本編での活躍への期待値が高まる、良いキットでした。たまにはどう動くか分からない機体を先に作るのも良いですね。鉄血のMSはこれまでのガンダムシリーズにはないような独特のアクションが魅力的な作品でもあるので、アスモデウスがどのように動くのかが今から楽しみです。

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