【ガンプラ】HGAC ガンダムサンドロックのレビュー

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「言ったよ、僕は。投降しろって。」

HGAC 1/144 ガンダムサンドロックの素組みレビューです。

発売日:2019年9月

価格 :1650円(税込み)

新機動戦記ガンダムWにて、L4コロニー所属のカトル・ラバーバ・ウィナーが搭乗した、ガンダムサンドロックのHGAC版です。ナンバーは228。2本のヒートショーテルを用いた格闘戦を得意とする機体です。武装が少ないMSなので付属品は少ないですが、幅広い可動域を確保しており、ヒートショーテルを使ったアクションがバッチリ決まるキットです。最近のキットらしく、パーツ分割によって色分けがかなり細かくされており、素組みでも十分な仕上がりになるのも特徴です。

Wの主人公機は、5機とも後継機に乗り換えることになるのですが、サンドロックは結構長く使われていた機体で、出番は多いMSでした。地上用のMSでありながら、物語の主戦場が宇宙に変わった後も、爆風を利用して移動距離を伸ばすといった工夫で、他のガンダムが宇宙であっさりやられてしまう中で長期間善戦していたのが印象に残っています。

【1】外観

(1)正面

特筆すべき点は、色分けの細かさです。色分けは、HG全体を見てもトップクラスと言えるでしょう。サンドロックは複雑なカラーリングをしている機体ですが、シールにはほとんど頼らずにこの色分けを実現しています。特に、胸部と腰部の色分けが素晴らしいですね。胸部と腰部でシールが使われているのは、サイドアーマーのスラスター内部のみです。

(2)背面

背面のバーニアには、ヒートショーテルを取り付けることができます。腿の裏側のスラスターも別パーツで色分けされています。

(3)その他

ハンドパーツは3種類付属しています。ヒートショーテルを持たせるときは、特に真ん中の親指を突き出したハンドパーツが活躍します。

【2】アクションレビュー

さあ、ここからはブンドドタイムです。上述した通り、武装は実質ヒートショーテルだけなので、ヒートショーテルのアクションをたっぷり載せていきます!

(1)ヒートショーテル

「いくよ、サンドロック!」

まずはパッケージアート風ポーズで。2本持って腕を広げると、かなりの長さになります。

正面でクロスして構えて・・・!!

上から振りかぶり・・・・!!!

ブッピガン!!!

ガンダムWを代表する効果音です。OPでいつもサンドロックが出してくれます。作画がめちゃくちゃかっこいいんですよね・・・。前期OPも後期OPも、どちらも大好きです。

レッドクリアーで成形された刃に差し替えることで、ヒートショーテル赤熱状態も再現できます。

敵を叩っ斬るサンドロック!

可動域が優秀なので、様々なアクションポーズがカッコ良く決まります。

ヒートショーテル投げ。メインウェポンであるショーテルを投げるのは、どう考えてもその後の展開が不利になると思うのですが、どうなのでしょう。飛び道具なら、頭部バルカンや肩のホーミングミサイルがあるのに・・・。宇宙でもかっこいい挿入歌と共にブン投げてました。外した時のことは考えないのか・・・。さすがガンダムのパイロットですね。

(2)クロスクラッシャー

ヒートショーテルとシールドをバックパックに取り付け、クワガタムシの鋏のような武器にします。シールドの色分けもバッチリです。

ショーテルの取り付け部分は基部がスイングするので、鋏を閉じた状態も再現できます。

平手パーツでポージング。このまま発射できそうです。

赤熱状態で。ゲームではサンドロックの必殺技っぽい扱いですが、本編ではあまり出番のなかった武器です。

強襲するサンドロック!

わざわざ敵を挟みにいくよりも、普通に斬りつけて戦った方が射程が長い気がするのですが、Gジェネシリーズでは、クロスクラッシャーの方が射程が長い不思議。

(3)ホーミングミサイル&頭部バルカン

アップで撮影。ガンダム顔の特徴である、口のような赤い部分ですが、サンドロックは独特の形状をしています。

射撃武器、バルカンと肩部ホーミングミサイルが造形されています。さすがにバルカンは部分塗装が必要です。胸部のグリーン部分は、シールで再現です。

(4)OP(JUST COMMUNICATION)のあのシーン

「悲しみ強さに変える愛を信じて~」byTWO-MIX

マグアナックと一緒に飾ると、再現度がさらにアップします。一般販売もされていますが、プレバン限定でラシード機やアブドゥル機、さらには36機セットという狂気に満ちたセットも販売されました。

(5)「僕に、僕に降りろって言うのか、サンドロック!」

「ありがとう、僕のサンドロック・・・。」

仲間を宇宙に上げるために自爆しようとしたら、勝手にコックピットが開いて脱出を促すサンドロック。有名なシーンですが、MSが意思をもっているように見えるという、ユニコーンガンダムもビックリのオカルトです。ガンダムWにおいて、勢いとノリで意味不明なことが起きるのはよくあること。

以上、HGACガンダムサンドロックのレビューでした。

優秀な色分け、抜群の可動域で、しばらくは1/144サンドロックの最高傑作として残り続けるキットとなるでしょう。武装が実質ヒートショーテルのみなのですが、それだけでも色んなポーズを決めたくなるガンプラです。主役級MSなので、仲間のガンダムやマグアナック、リーオーやトーラスとも組み合わせて劇中再現も捗る、楽しいキットでした。やっぱり、5機揃えたくなりますね!

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