モンハンダブルクロスで新たに追加された要素、「SP狩技」についての記事です。前作をプレイしたことのない方のために、狩技とはどんなものかの概要についても少し触れておきます。
【1】狩技とは何か?
狩技というのは、前作クロスから導入された要素で、モンスターとの戦いの際にハンターの能力を高めたり、強力な技をはなったりできる、その名の通り必殺技です。狩技は武器ごとに固有のものや、全武器共通で使えるものがあり、その中からスタイルごとに決められた数の狩技をセットしてクエストに行くことができます。
○各スタイルでセットできる狩技の数
・キルドスタイル:2個
・スタライカースタイル:3個
・エリアルスタイル:1個
・ブシドースタイル:1個
・ブレイヴスタイル:1個
・レンキンスタイル:3個
クエスト中に狩技を使うには、それぞれの武器の狩技ゲージをMAXにしないといけません。狩技ゲージはモンスターに攻撃を当てたとき・攻撃を受けたときに溜まっていきます。狩技によって、ゲージの溜まりやすさは違います。狩技を使った後はゲージが空になりますが、ゲージは何回でも溜めることができるので、溜めるごとに何回も使えます。
【2】SP狩技とは何か?
SP狩技のSPは「スタイルパワーアップ」の意味です。SP狩技を使用すると自分と味方を「SP状態」という強化状態にすることができます。自身の強化だけでなく、味方のサポートもできる画期的な新機能です。すべての狩技をSP狩技に設定することができますが、設定できる数は1個です。ただし、レンキンスタイルのみ3個すべてをSP狩技に設定することができます。
(1)SP状態の効果
SP状態で得られる効果は、スタイルによって異なります。各スタイルごとの効果は以下の通りです。
○ギルドスタイル
一部アイテムの使用時間短縮
○ストライカースタイル
時間経過で狩技ゲージが徐々に溜まるようになる
○エリアルスタイル
踏みつけ跳躍時のスタミナ回復高速化
○ブシドースタイル
ジャストアクションの受付時間が延長される
○ブレイヴスタイル
ブレイヴゲージの溜まる速度が上昇
○レンキンスタイル
レンキンゲージの溜まる速度が上昇
○ニャンター
サポート行動使用時のサポートゲージの消費量減少
○オトモアイルー
サポート行動の使用頻度上昇
どれも各スタイルの固有要素を強化してくれる重要な効果です。いかにSP状態を長く維持しつつ狩りを進めていくかで、討伐タイムや安定度が変わっていくでしょう。エリアルスタイルなんかは強走薬や狩猟笛の旋律で代用が効きますが、ブシドーやブレイヴ、レンキンは恩恵を感じやすそうですね。
(2)SP状態の継続時間
こちらは使用したSP狩技の狩技ゲージの溜めやすさに依存します。狩技ゲージが溜まりやすい狩技は継続時間が短く、溜まりにくい狩技は長いです。最もゲージの溜まりやすい絶対回避のような狩技では、継続時間は30秒ほどです。
(3)レンキンスタイルだけの特別な仕様
レンキンスタイルは前述したように唯一3個すべての狩技をSP狩技にセットできるという利点がありますが、実はもう一つレンキンスタイルだけの特典があります。それは、「マカ錬金タルを使う度に、段階的にSP状態を強化することができる」ということです。
マカ錬金タルを最大4回使うことによってSP状態がⅡ→Ⅲ→Ⅳと強化され、レンキンゲージが溜まるのが早くなるという効果に加え、次のような効果が追加されます。
○2回目:SP状態Ⅱ
スタミナ最大値の減少速度低下
○3回目:SP状態Ⅲ
Ⅱの効果+体力が徐々に回復
○4回目:SP状態Ⅳ
ⅡとⅢの効果+攻撃したモンスターを怯ませやすくなる
SP状態Ⅲあたりから明らかに強力な効果になっていますね。特にⅣの敵を怯ませやすくなる効果は、場合によっては「ずっとハンターのターン!」という状態を作り出せる可能性を秘めた効果です。プロハン集団で狩りに行った場合、4人ともレンキンスタイルで行くのが最強なんて未来もあり得るかもしれません。部位破壊をしやすい「破壊王」のスキルとの相性もいいですね。
以上、SP狩技についての記事でした。SP狩技の効果はどれも強力なのは間違いありませんが、特にレンキンスタイルとの相性の良さが注目です。やはりサポート特化のスタイルということで、SP狩技を使いこなすことでパーティ全体の力を何倍にも引き上げることができそうです。レンキンスタイルの操作法自体はそんなに難しくないので、挑戦してみる価値はありそうですね。私もサポート武器である狩猟笛と合わせて使っていこうと思います。