本ブログで行っているGジェネジェネシスのユニット考察の新シリーズです。これまでは難関ステージの攻略に役立つ強機体の考察を行ってきましたが、隠し機体を除き、ほとんどの強機体の紹介をすることができました。なので、ここらで強機体の紹介は一旦中断しようと思います。やはり強機体というからには、多くのユニットよりも明らかに優れている点があるユニットに絞っておかないと、このブログを見ている方が本当に作るべきユニットを決めにくく、結局何でもいいじゃないかという話になってしまいますので(実際レベルを徹底的に上げれば本当に何を使ってもいいゲームなのですが)。
なので、これからは強機体という括りではなく、攻略を進めていく時に役立つおすすめユニットを紹介していきます。ユニット性能はもちろんですが、作りやすさ、将来性や地形適正、生産コストなど、様々な面で優れたユニットを紹介・考察していこうと思います。
今日紹介するのは、Gジェネシリーズの主人公機ともいえる存在、フェニックスガンダムです。ここでは、フェニックスガンダムの最終形態、フェニックスガンダム(能力解放)について考察していきます。本当はこのフェニックスガンダム(能力解放)はさらに開発を進めてハロ→サイコ・ハロになるのですが、ハロの使い勝手はフェニックスガンダム(能力解放)よりも悪く、そのハロをレベル20まで鍛えないとサイコ・ハロにできません。そこまで使っていくにはしんどい性能なので、正直そのまま鍛えた方が攻略に役立ちます。
○フェニックスガンダム(能力解放)の考察
【1】ユニット性能
(1)基本能力
(2)ユニットアビリティ
・ナノスキン
(毎ターンHPを10%回復。)
基本性能はオール220あり、難易度NOMALで1年戦争のシナリオを進める場合には、ほとんど苦戦する相手はいないでしょう。Zガンダムに登場するリック・ディアスでもオール200なので、レベル1でこれなら十分な性能だと思います。武装はバーニングファイア以外がすべてBEAM兵器なので、耐ビーム・コーティングを持っている相手には苦しい戦いになりますが、射程は1~7まで穴がなく、サイコミュ兵器のフェザー・ファンネルがあります。パイロットの覚醒値次第で最大射程はさらに伸びます。武装の威力も悪くなく、特にバーニング・ファイアの威力は強力です。
武装が充実している中堅ユニットはたくさんありますが、フェニックスガンダム(能力解放)がその中で頭1つ抜けているところは、その地形適応です。水上を除くすべての地形適正がAなので、MAPを選ばずに戦えます。さすがに水中は威力が落ちる武装があるので苦しいところもありますが、SFSに頼らず自力で飛べる、というのは大きな利点です。このブログで何度も述べているように、今作では自力で空中戦ができるユニット、特にMSはごくわずかしかいないので、この特徴は特筆すべき点です。これだけ戦えて空中戦ができるユニットはさらに限られてくるでしょうから。
【2】開発方法
①トルネードガンダム〔レベル5〕
→フェニックスガンダム〔レベル5)
→フェニックスガンダム(能力解放)
②フェニックス・ゼロ〔レベル4〕
→フェニックスガンダム〔レベル5〕
→フェニックスガンダム(能力解放)
③フェニックス・ゼロワン〔レベル4〕
→フェニックスガンダム〔レベル5〕
→フェニックスガンダム(能力解放)
入手のしやすさも、フェニックスガンダム(能力解放)の優れた点といえるでしょう。開発元となるユニットは最初から部隊に配属されているトルネードガンダムとフェニックス・ゼロ、初回生産特典で初めから使えるフェニックス・ゼロワンです。どれもレベル5までには1つ前の姿、フェニックスガンダムに開発できるようになり、それをレベル5にすればもう完成です。最短で2ステージで開発できるようになります。最初から持っているユニットなので生産コストはかかりませんし、仮に買い足すとしても50000CAPITALで生産できるので、そんなに割高ではありません。むしろ使い勝手を考えたら同コスト帯のユニットよりもかなりお買い得でしょう。
以上、フェニックスガンダム(能力解放)についての考察でした。最初から持っているユニットの進化形なのですが、ずっと育ててレベルを上げていけば、シナリオコンプリートまで使っていけるユニットだと思います。ユニット基本性能は強機体に及ばないものの、かなり早い段階で開発できるので、他の強力ユニットが手に入るころにはかなり高レベルになっていることでしょう。その状態なら、ユニコーンガンダムなどにも引けを取らない活躍をしてくれるはずです。ユニット基本性能を無視すれば、武装の優秀さや地形適正の良さはΞガンダムと同等です。それだけ優秀なので、レベル8でハロにしてしまうのはもったいない気がするんですよね。自軍の戦力が整うまでは、主力として使っていくことをおすすめします。