【ポケモンUSUM】スガドーンの対戦考察 ~おすすめの育成方針、シングル・ダブルでの運用法など~

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ポケットモンスターウルトラサン・ウルトラムーン(以下USUM)に登場するポケモンの対戦考察記事です。この記事では、USUMで新登場したウルトラビースト「スガドーン」の考察を行います。


ズガドーンはUSUMから登場した新ウルトラビーストで、高い特攻種族値から放たれる専用技「ビックリヘッド」の高火力が特徴のポケモンです。ビックリヘッドは使用後に自身の最大HPの1/2もの大きな反動を受ける技ですが、その火力は凄まじいです。その上全体攻撃なので、シングルバトルだけでなくダブルバトルでも活用できる技です。ただ、やはり反動のデメリットはかなり大きいので、そこを上手く補って活用してやることが必要です。

ここでは、ズガドーンの対戦での活用法について、シングル・ダブルの両面から考察していきます。
〇ズガドーン(タイプ:炎・ゴースト)
特性:ビーストブースト(相手を倒すたびに自分の最も高い能力値が上昇する)
【1】種族値
HP:53
攻撃:127
防御:53
特攻:151
特防:79
素早さ:107
合計:570

特攻種族値151ということで、あのシャンデラをも超える数値を叩き出しました。その上素早さも107と、105族まで抜ける高さです。特性ビーストブーストによって能力値をどんどん上げていくことができます。

【2】おすすめの育成方針
性格:おくびょう、むじゃき
努力値:CS252、C12・S252のこりH・Aなど
道具:いのちのたま、こだわりスカーフ、こだわりメガネ、Zクリスタル
攻撃技:ビックリヘッド、だいもんじ、シャドーボール、めざめるパワー、ニトロチャージ
補助技:トリック

性格は素早さの高さを生かすために最速が安定です。準速では最速95族にも抜かれてしまいます。火力は素晴らしいポケモンですが、耐久はペラペラなので、物理技を受ければ等倍でも落とされてしまいます。基本的に先攻で上から高火力を押し付けていかなければなりません。いのちのたまやこだわりメガネを持てば一撃で敵を倒せる確率がさらに増えます。専用技ビックリヘッドの反動ダメージはHPが奇数の場合は切り上げになるため、何も回復しなければ2回までしか打てません。ただし、ホノオZを持たせてZワザで打てば反動ダメージはありません。
努力値ですが、特性ビーストブーストで敵を倒した後にSを上げたい場合は最速にしてC振りを12以下に留めておけばいいです。それ以上はCの方が高くなります。スカーフを持たせて全抜きアタッカーを目指すならCSぶっぱでいいでしょうが、その他の型ならC12振りも選択肢に入ります。


【3】シングルバトルでの運用法
自慢の特攻を活用してパワーで敵のパーティに致命的なダメージを負わせたいです。いのちのたまを持てば等倍なら耐久に振っていないメガガルーラくらいならビックリヘッドで確1にできます。ほのおが通り、先手を取られないほとんどの敵にプレッシャーを与えることができますが、物理耐久が低い上にかげうち・ふいうち・アクアジェットというメジャーな先制技が弱点なので、その辺りの技を持っているポケモンには返り討ちにあってしまいます。いきなりビックリヘッドぶっぱではなく、スガドーンの攻撃が一貫する状況を味方が作ってから高火力を押し付けていきたいです。

【4】ダブルバトルでの運用法
ビックリヘッドが全体技なので、2体に大ダメージを与えることができます。ただし、味方も巻き込むので、となりのポケモンはまもるや特性もらいびのポケモンを置くなどして巻き添えをくわないようにしましょう。S107といっても、第7世代はそれをさらに超えるメジャーポケモンがゴロゴロいるので、上から縛られることも多いです。味方が事前においかぜでサポートするなどして、ズガドーンが上から叩ける状況を作りましょう。カプ・テテフの特性サイコメイカーでスガドーンの天敵である先制技を封じるのも一つの手です。
色々工夫をする必要がありますが、無補正C252いのちのたまビックリヘッドなら全体攻撃でもダブルトップメタであるランドロスが耐久に一切振っていなければ確一で落とせるほどの火力です。非常に魅力的な個性です。

以上、スガドーンの対戦考察記事でした。シャンデラのお株を奪うくらいの超火力が魅力的なポケモンですが、多くの先制技に縛られるという弱点もはっきりしたポケモンです。正直使いやすいポケモンではありませんが、C種族値151からの一致威力150技であるビックリヘッドの火力は多くのポケモンにとって脅威でしょう。こういうクセのある強ポケを使いこなして勝つのもまた格別ですよね。

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