モンハンダブルクロスにおける大剣の考察記事です。ここでは、モンハンシリーズの看板武器ともいえる大剣の戦闘面における特徴と立ち回りについてまとめていきます。
大剣はモンハンシリーズでは最も有名な武器の一つであり、人気も非常に高い武器です。操作もシンプルなので、初心者にも扱いやすい武器です。基本は納刀状態でダッシュしてモンスターに近づき、抜刀攻撃をし、回避して納刀→再び近づいて抜刀攻撃というサイクルを繰り返すだけで多くのモンスターに対応できます。一撃の威力が高い武器なので、単発攻撃を繰り返すだけでもモンスターにかなりのダメージを与えていくことができます。最近では抜刀攻撃から横殴り→強溜め攻撃というコンボも可能も追加され、その攻撃性能はさらに増加しました。
ここでは他の武器と比較して大剣の特徴をまとめ、基本的な立ち回りについて考察します。モンハンダブルクロスではスタイルによって戦い方が少しずつ違ってきますが、全スタイルに共通していえる大剣の基本について書いていきます。
【1】大剣の特徴
・手数は少ないが、一撃の威力が非常に大きい。
・手数が少ないため、属性値よりも基本攻撃力の高さが重要になる。
・抜刀時の移動速度は非常に遅いため、離れたモンスターには納刀してから近づいていくことになる。
・ガードをすることができる(ガード時に斬れ味が減少する)。
・操作方法がシンプルで初心者にも使いやすい。
【2】基本的な立ち回り
先にも述べたように、大剣の立ち回りの基本は、抜刀溜め攻撃→回避→納刀→抜刀溜め攻撃を繰り返すことです。納刀状態でモンスターに近づき、抜刀溜め攻撃を仕掛けます。その後に回避を入れてモンスターの攻撃を避け、納刀し、離れたモンスターに近づき再度抜刀溜め攻撃を仕掛ける、という感じの戦い方です。
やること自体は単純ですが、大剣の攻撃によってモンスターに与えるダメージは、以下の要因によって変化します。これを理解して攻撃するのとしないのでは大きな違いがあるので、攻撃時はその点に注意しましょう。
〇大剣の与えるダメージにかかる補正について
①溜め段階が大きくなるにつれてモーション値と斬れ味補正が上がる(溜め段階3が最も大きいが、溜めすぎると溜め段階4となり、威力が溜め段階2と同じに下がってしまう)。
②刀身の真ん中くらいで攻撃を当てると、1.05倍の斬れ味補正がかかる。
抜刀溜め攻撃を仕掛ける際に優先していきたいのが、「攻撃チャンスに確実に当てる」ことです。当たり前のことですが、大剣は手数が少ない武器なので、一撃一撃の重要性が他の武器種と比べて特に高いです。一撃の威力が高い分、与えられたチャンスに一度攻撃を当てられないと、それが即討伐タイムのロスに繋がってしまいます。なので、確実に攻撃を当てるために、溜め段階は3にこだわらず、場合によっては2や溜めずに攻撃することも視野に入れて、モンスターに反撃を受けずに確実に当てることを意識していきましょう。
モンスターが大きめの隙を見せたときは、強溜め攻撃の出番です。抜刀溜め攻撃から横殴りに派生し、そこから強溜め攻撃を放ちます。手数が増えるのはもちろん、強溜め攻撃自体もモーション値が高く強力な攻撃です。隙あらばこちらも積極的に狙っていきましょう。
防御面についてですが、一応大剣はガードができますが、その性能はメインの防御手段として使えるほどのものではありません。ガードすると斬れ味が落ちる上に、ガードそのものの性能が良くありません。モンスターの咆哮を頭の目の前でガードし、その場で抜刀溜め攻撃に入るのに使うなど、メインの防御以外で使っていくことになります。それでも、無いよりははるかにいいので、そう考えればあるだけ十分だということがきます。
【3】マルチプレイでの注意点
溜め攻撃にスーパーアーマーがつくので、自分自身は困ることはあまりありませんが、味方に迷惑をかけてしまうモーションがあるので、そこには注意が必要です。注意したい攻撃は「斬り上げ」です。出が速く、縦に長いリーチを持つ攻撃なので抜刀溜め攻撃から連続で高い位置に攻撃を続けていきたいときに使いたい攻撃ですが、この攻撃には、味方を空中に吹っ飛ばしてしまう効果があります。味方が同じく大剣で溜め行動をしているときや、ハンマーで縦振りからホームランを打とうとしているとき、チャージアックスが高出力属性解放斬りをしようとしているときなど、「これから強烈な一撃をお見舞いしてやるぜ!」となっている味方を吹き飛ばしてしまったら、受けた味方のストレスは相当のものでしょう。それだけで地雷扱いされてしまうこともあるかもしれません。人気武器である反面、風評被害も受けやすい武器なので、自分は一味違うということが証明できるように、戦いは慎重に行っていきましょう。
以上、大剣の特徴と基本的な立ち回り方についてでした。大剣は操作が簡単で初心者にも使いやすいと冒頭で述べましたが、それは大剣さえ使えば誰でも最強になれるという意味ではありません。大剣のダメージに関わる要素をしっかり理解し、一撃一撃を的確に決めていくことができなければ、ただの無難な武器で終わってしまいます。使うからには大剣の特徴をしっかり押さえて、量産型ではない「頼れる大剣使い」を目指していきたいですよね!