本記事では、モンハンダブルクロスにおけるチャージアックスと各スタイルの特徴や相性についてまとめていきます。
チャージアックスは全14種類の武器の中でも、(比較的)小回りの利く剣モードと動きが遅いものの大きなダメージを与えることができる斧モードへの変形ができ、防御手段もガードと前転回避・ステップ回避と様々な方法をとることができる、器用な万能武器です。さらに榴弾ビンのチャージアックスを使えばスタンも狙えたりと、できることの多い武器です。斧モードでは高い打点の攻撃も行えるので、尻尾の切断もしやすいです。
万能武器のためか、他の武器と比べてスタイルの変化によって著しく攻撃が制限されることはないです。しかし、それぞれのスタイルの特徴に合わせて戦い方を変えていく必要があるのは他の武器と同じです。以下からは各スタイルの特徴と戦い方をそれぞれ書いていきます。
【1】ギルドスタイル
汎用アクションがすべて使え、モンハン4Gと同じように戦うことができるスタイルです。狩技も2つセットすることができます。戦い方はスタンダードに、剣モードから始動してビンを溜めつつ、斧モードで強力な各種属性解放斬りを放ってダメージを稼ぐという感じになります。癖が最もないスタイルなので、チャージアックスの基礎を学ぶには一番いいスタイルです。
【2】ストライカースタイル
チャージアックスはストライカースタイルとの相性は他の武器と比べてかなりいいです。他の武器ではギルドスタイルに比べて攻撃アクションが大きく削られ、大幅な攻撃方法の変更を余儀なくされるのですが、チャージアックスの場合は盾突きが使えなくなるだけです。盾突きはダメージは低いものの素早く連続ヒットさせることができるので、属性攻撃や状態異常攻撃と相性がいいのですが、どうしても必要というほどのものではありません。簡易属性強化状態もできなくなりますが、正直無くてもたいして困るものではありません。それこそ狩猟笛なんかでは主力として使っていく後方攻撃を取り上げられたりするので、その辺りの武器と比べたら、ストライカースタイルによる攻撃の制限はほとんど無視と言ってもいいでしょう。
ストライカースタイルの特徴は狩技を3つ装填できる上に、狩技ゲージが溜まりやすいという点です。元々手数の多いチャージアックスは狩技ゲージも溜めやすいので、絶対回避のようなゲージのすぐ溜まる狩技はバンバン使っていけます。チャージアックスの固有狩技はエネルギーブレイド、チェインソーサーといった強力なものがあるので、これらを多用できるのもメリットの一つです。使っていて非常に楽しく、強さも兼ね備えたスタイルです。
【3】エリアルスタイル
剣モードで最も剣撃エネルギーがたまる溜め二連斬りができないので、ビンを溜めにくいスタイルです。その代わり、斧モードでの踏みつけ跳躍からすぐに高出力属性解放斬りを使うことができます。他のスタイルに比べて圧倒的に高出力属性解放斬りを打ちやすいスタイルですので、溜まったビンの多くを高出力属性解放斬りに回すことが可能です。ビンが溜まりにくいので、無理に属性強化状態を狙わず、通常のままでガンガン高出力属性解放斬りを使っていくのが基本戦法となります。剣撃エネルギーは、剣モードで踏みつけ跳躍からのジャンプ斬りが一番効率よく溜めることができます。他のスタイルとは、明らかに違う戦い方を要求されるので、チャージアックスを基礎から練習したい方にはおすすめできません。でも、高出力属性解放斬りをバンバン打てるのはエリアルスタイルにしかできない個性なので、弱いわけではありません。
【4】ブシドースタイル
剣モードではジャストガード、斧モード・納刀時はジャスト回避になります。両方を使いこなさないと真の力は発揮できないので、全スタイルの中では難易度は高いスタイルになります。しかし、両者を使いこなせば、モンスターの攻撃を無効化しつつ驚異的な猛攻を加えることが可能です。
剣モードでジャストガードを決めたら、Aボタンで高速溜め二連斬りに派生させれば、素早く剣撃エネルギーを溜めることができます。ジャストガードからはXボタンで属性強化回転斬りにも派生できるので、モンスターの攻撃に合わせて2つの派生を使っていけば、全スタイル中最も速く属性強化状態になれます。斧モードはジャスト回避からAで属性解放斬りⅡが放てます。そこから高出力属性解放斬りに派生できるので、斧モードでビンが溜まっているときはこの連携をメインで使っていきましょう。
【5】ブレイヴスタイル
ブレイヴスタイルの利点は、属性強化回転斬りを使わなくても、ブレイヴ状態になれば自動的に属性強化状態になれることです。ブレイヴ状態では剣モードの攻撃で剣撃エネルギーがより多く溜まるようになります。また、斧モードの回避がステップになり、離れたモンスターにも高速で近づくことが可能になります。そして、ブレイヴ状態でしか使用できない強力な属性解放斬りⅢを放つことができます。属性解放斬りⅡから派生できますが、隙は大き目なものの威力はかなり高いです。
剣モードでは主要な攻撃はすべて納刀キャンセル攻撃でしか出せず、非ブレイヴ状態ではテンポの遅い、我慢の戦いを強いられますが、ブレイヴ状態になれば一転攻勢、俺のターンだといわんばかりの猛攻を加えることができます。瞬間火力を追い求める方にはピッタリのスタイルです。マルチプレイで味方にサポートしてもらった時なんかは、「俺つえー」ができる非常に使っていて気持ちいいスタイルです。
【6】レンキンスタイル
狩技は3つセットでき、制限されるアクションもストライカースタイルより少し多い程度です。使用感はストライカースタイルに近いですが、あちらは狩技ゲージが溜まりやすく、より攻撃的な立ち回りが可能なのに対し、レンキンスタイルはあくまでサポート向けです。マカ錬金タルを振ってアイテムを作ったり、SP狩技で味方を強化するのが仕事です。しかし、チャージアックス自体はサポートよりも攻撃に重点を置いた武器で、タルを振っている暇があったら1発でも多く高出力属性解放斬りを決めた方が狩り全体の効率が良くなるきらいの威力を持っています。攻撃性能に重きを置いたチャージアックスとの相性はいいとはいえません。
以上、チャージアックスのスタイルごとの特徴や立ち回りについてでした。
チャージアックスに関する他の内容については、以下のリンクよりどうぞ。
・【MHXX】チャージアックスの基本的な立ち回り ~主力として使っていくアクション、属性強化状態についてなど~
・【MHXX】チャージアックスと相性のいいおすすめスキルの紹介
チャージアックスはスタイルごとの制限が少ないので、ほとんどのスタイルを似た使用感で使うことができます。ちょっとエリアルスタイルは独特ですが、他のスタイルは使いまわしていてもそこまで不便さを感じることがないのはうれしい点です。ただし、各スタイルの性能をフルに発揮するには、もちろん各スタイルの特性を掴むことが大事なので、適当に使って満足するのは勿体無いです。チャージアックスは豪快な見た目とは裏腹に繊細な操作、立ち回りが要求されるので、難しい武器ではあるのですが、伸びしろも大きい楽しい武器です。元々自由度の高い武器なので、自分の好きなスタイルで自分なりの戦い方を見つけていくことが可能です。テンプレは嫌だ!という方におすすめしたい武器です。