【MHXX】見習いカリピストが狩猟笛について語る。 ~狩猟笛の特徴やその魅力とは?~

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いよいよ来週、モンハンシリーズ最新作、ダブルクロスが発売されます。このブログでも何回か体験版の記録を載せてきましたが、もちろん私も購入します。前作クロスでは弓ではじめ、スラッシュアックス、チャージアックス、ガンランスなど様々な武器を使ってきましたが、最終的に狩猟笛の面白さに気づき、カリピストへの道を歩み出しました。まだまだカリピストとしては見習いの身ですが、ここまで狩猟笛を使ってみて、他の武器との違いや面白さが見えてきました。

狩猟笛は操作が単純なものの、戦闘中に旋律を考慮して攻撃ボタンを選びながら戦わなければならない、しかも武器ごとに旋律を覚えないと十分に性能を発揮できないことから、結構敬遠されがちな武器なようです。私はリアル狩友がいないので、基本的に野良でオンラインに入ってマルチプレイをしているのですが、狩猟笛を使っている人にはほとんど出会えませんでした。やはり大剣や双剣、片手剣あたりが人気のようです。

しかし、狩猟笛にも独特の面白さや強さがあります!

今回の記事は、あまり日の目を見ない武器、狩猟笛の魅力を紹介していきたいと思います。

【1】狩猟笛の特徴

まずは、狩猟笛の特徴を紹介します。多くのプレイヤーが気にするのはやはりクエストでモンスターと戦うに当たって、他の武器と比較してどのような点が優れているのか、劣っているのかというところでしょう。ここでは、戦闘における長所と短所について扱っていきます。

(1)長所

①旋律によって様々なアイテム効果、スキル効果を得ることができる!

旋律によって得られる効果こそが狩猟笛の最大の強みといえるでしょう。狩猟笛の旋律によって得られる効果は「スタミナ減少無効」や「攻撃力強化大」、「聴覚保護大」、「風圧無効」など、アイテムや防具スキルと同等のものばかりです。防具によってハンターに付けられるスキルはせいぜい多くても4個程度ですが、これに狩猟笛の旋律を合わせれば6~8個ものスキルを持ったハンターへとパワーアップすることができます。共存が難しいスキルなんかも狩猟笛にかかれば簡単に発動できます。しかもマルチプレイならその演奏効果を仲間にかけることができます。パーティーに狩猟笛が1人いれば、誰も聴覚保護スキルや、強走薬Gを持っていかなくてもいいんです!この旋律のおかげで、狩猟笛は倒したいモンスターに合わせて相性のいい旋律が吹ける笛を持っていけば、防具は最低限「笛吹き名人」さえ発動すればとりあえずオーケーという実は万能武器なんです。基本的にめちゃくちゃ苦手なモンスターというのはありません。どんなモンスターが相手でも、それなりに対応できる器用さがあります。

②抜刀状態での移動力がめちゃくちゃ早い!

狩猟笛は、どの武器でも「自身の移動力強化」の旋律を吹く事ができ、抜刀状態の移動速度が格段に上昇します。二つ目にいきなり地味なところを書きましたが、実はこれって結構すごいことです。移動速度の遅い武器では離れてしまった敵モンスターに対して、いちいち納刀して抜刀攻撃を仕掛けてからその後の攻撃に派生していかなければなりません。狩猟笛は納刀なんかしなくても、余裕で敵モンスターに追いついて自分の好きな攻撃から反撃に転じることができるのです。いつも限られた攻撃手段しか持たない武器よりも、バリエーション豊富な戦闘を繰り広げることができるので、使っていて非常に楽しいです。しばらく狩猟笛を使っていると、他の武器の抜刀状態の足が遅すぎてストレスを感じてしまうくらいです。

(2)短所

①単体では攻撃力は低い

ハンマーと同じく打撃武器ですが、単体の攻撃性能は全武器種の中では低い方です。モーション値のめちゃくちゃ高い攻撃はないですし、狩技も動けないモンスターに大ダメージを与えるような強力なものは持っていません。また、旋律の効果を得るために、他の武器なら攻撃チャンスになるような隙を使って、演奏をしなければなりませんので、攻撃回数も減ってしまいます。素の攻撃力が低めだったり、「攻撃力強化」の旋律を吹けない狩猟笛では、討伐タイムは長くなってしまいます。先ほど苦手なモンスターはないといいましたが、どんなモンスターともそつなく戦えるのですが、素早く倒せるというわけではありません。

②スタン能力はハンマーやチャージアックスには劣る

狩猟笛もハンマー同様の打撃武器なので、頭部を攻撃することによってスタンが狙えますが、正直後方攻撃以外の攻撃はスタン値が対して高くなく、そこまでスタンの狙いやすい武器ではありません。攻撃の軌道も射程が長いものの癖が強いので、慣れないうちは思ったように頭部に攻撃することができません。私も狩猟笛を使う以上はスタンは積極的に狙っていきますが、マルチではあまり無理して狙いはしません。上述したように攻撃力は他の近接武器の方が高い場合が多いので、特に頭部の肉質が軟らかいモンスターには中途半端に狩猟笛で殴るよりも、大剣やハンマーなど高火力の武器で攻撃してもらった方がかえって討伐タイムは早くなります。スタンさせずにモンスターを倒してしまうこともざらです。

【2】狩猟笛の魅力

①マルチプレイで大活躍できる!

狩猟笛は旋律によって自身だけでなく味方も強化することができます。特に「攻撃力強化大」は仲間の攻撃力をかなり上昇させることができるので、自分はともかく一緒に狩りをしている仲間は戦っていて非常に気持ちがいいものです。自分の所持アイテムやスキルだけでは到達できないレベルの火力を狩猟笛の旋律によって発揮できるので、敵の怯む頻度も増えますし、パーティ単位での平均火力は大きく向上します。その他にも、「聴覚保護」や「スタミナ減少無効」の旋律なんかも、仲間からしたら非常にうれしいものです。エリアルスタイルのハンターは「スタミナ減少無効」を吹いてもらえば、スタミナを気にせずにいくらでもピョンピョンできるわけですから、その恩恵は大きいです。

これに加えてハンマーやチャージアックスほどではないとはいえ、スタンも狙えます。味方を大きくサポートした上にスタンまでさせることができたら、「狩りに貢献している」感は非常に高くなります。モンハンは狩りの貢献度が見えにくいゲームなので、こういう形で貢献している感を得られるのは狩猟笛の魅力です。

②いろいろ考えながらプレイできる!

これを魅力と考えるかどうかが、きっと狩猟笛を気に入るかどうかの分かれ目だと思います。狩猟笛は旋律を覚えて攻撃種類を選択し、旋律の継続時間はあとどれくらいか、味方に何の旋律が入っているのか、スタンを狙える状況か、など、狩りをしている間に考えることがとても多いです。こうやって色々考えながらプレイするのは疲れるのですが、戦っていてなかなか飽きることがありません。モンハンクロスは結構ゲーム難易度は歴代作品と比べれば低めなので、正直歴代シリーズをプレイしてきた方にとっては退屈する瞬間もあると思います。私もうとうとして意識を飛ばしながらプレイしたことが結構あります。モンハンって基本的によける→様子見→殴る→よける→・・・の繰り返しなので、基本は案外単調なゲームなんです。それをいつも決まったパターンで攻撃する武器でやったらそりゃあ眠くなりますよね。でも、狩猟笛は思考停止でこれやっとけば大安定という戦い方では狩りには貢献できません。旋律を切らさず、でしゃばらない程度に頭部を狙ってスタンをさせなければなりません。大変ですが、上で挙げたような様々なことを考えながらプレイしていると、「めっちゃゲームやってる!」気分になります。モンハンは単調で飽きてきたと感じている実力者にこそおすすめしたい武器です。

ということで、狩猟笛の魅力を語らせていただきました。狩猟笛はモンハン全盛期ともいえるP2nd時代にはすでに登場している武器でありながら、今日に至るまで長く日の目の見ることのない武器です。しかし、狩猟笛の旋律の仕様は新作が出る度に使いやすくなっており、前作クロスでは「重音色」という攻撃しながら旋律を奏でると同時に2つの旋律を演奏できる新要素が加わりました。さらに、今作ダブルクロスでは、マルチプレイでは視界を大きく妨げると不評が続いていた旋律の表示画面が画面中央から左下にうつり、より快適に狩りをすることができるようになりました。狩猟笛が他の武器とも対等に渡り合うための条件もそろってきたと思います。実際に使ってみたら本当に楽しくて快適に戦える武器であることがわかるはずです。私も未だに飽きていないので、ダブルクロスでも使いつづけてみようと思います!

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