Gジェネジェネシス強機体考察記事その8、本日はディープ・ストライカーについてです。ディープ・ストライカーは「ガンダムセンチネル」に登場するSガンダムのバリエーションの1つです。Sガンダム自体がZZガンダムをさらに発展させた機体なので、そのバリエーションの1つであるこのディープ・ストライカーも強力なユニットです。
Sガンダム系統のユニットでは、以前にEx-Sガンダムの考察をしました。あちらはオール300近いユニット性能に加えて武装も充実しており、高威力の特殊格闘であるALICEやMAP兵器、6マスまで穴のない射撃武器が揃っている強機体ということでした。覚醒値に依存する武器やアビリティがないので、ニュータイプでないキャラクターでもそのポテンシャルをフルに発揮できるのも魅力の一つでした。
Ex-Sガンダムに関する記事は以下からどうぞ。
【Gジェネジェネシス】強機体ユニット性能考察 ~フルアーマーZZガンダムとEx-Sガンダム~
それでは、ディープ・ストライカーの性能を見ていきましょう。
(1)ユニット性能
(2)ユニットアビリティ
・ALICE
(命中・回避率+10。)
・Iフィールド
(BEAM射撃属性に対するダメージを50%軽減する。)
・索敵機能
(周囲3マス範囲内の自分・ゲストを含む味方ユニットの命中率+10。)
(3)考察
Sガンダムのバリエーションということで、基本性能はオール300近く、特に攻撃・機動力は320とかなり高い数値です。加えて武装の威力も総じて高めなので、すさまじい火力を持ったユニットです。最大射程は7マスまで、しっかり穴がなく幅広く戦っていけます。さらに、Sガンダム系統の必殺技ともいうべき高威力のALICEは1~3マスと長めの射程です。燃費を気にしなければ1~7マスのすべての射程で威力5500以上の強烈な攻撃を敵にお見舞いすることができます。ただ、武装の全てが射撃武装なので、射撃値の低いパイロットではその火力は生かしきれません。オリキャラで言えば、エターナ・フレイルのような射撃値の高いキャラをパイロットにしましょう。
この手の強機体に珍しい要素として、ユニットアビリティに「索敵機能」があります。このアビリティを搭載しているユニットはホバートラックなど、そのユニット自体はあまり戦闘能力が高くないユニットが多いですが、なんとディープ・ストライカーは自分自身が最前線で戦える強力ユニットでありながら、このアビリティを持っています。自分で前で戦いながら、自機の周囲の命中率を上げるというサポートまでこなせると考えると、非常に強力かつ便利なユニットであると言えるでしょう。
Ex-Sガンダム同様、ディープ・ストライカーも覚醒値を必要とする要素がありません。なので、覚醒値が0でも、他の数値が優秀なキャラが活躍する場として使っていけます。
いいところばかり書きましたが、このユニットは使える場所がかなり限られています。地形適正は宇宙しかないので、宇宙ステージでしか出撃できません。また、サイズがXLのため、マスターユニットにしないと部隊編成枠が減ってしまいます。ネオ・ジオングほどではありませんが、サイズの大きいユニットはやはり編成の際には制限がかかってしまいます。そこは難点ですね。
ただ、その問題はマスターユニットにすれば気にはならないので、使う際はマスターユニットに編成することをおすすめします。
以上、ディープ・ストライカーの考察でした。使える場面がかなり限定的ではあるものの、その制限を考えても使う価値のある強機体です。
ディープ・ストライカーはガンダムから少しずつ開発していけばたどり着くことができるので、1stからシナリオをはじめた方でも、結構速い段階で作ることができます。開発途中で宇宙専用ユニットになってしまいますが、性能は中々のものなので、育てている途中も最前線で戦っていけるので、自然とレベルも上がっていくことでしょう。自分が地道に育ててきたユニットが段々強機体に変わっていく様を楽しめるので、昔ながらのGジェネを楽しむにはこの育て方がおすすめです。