【ガンプラ】HGUC ガンダム(REVIVE)のレビュー

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「ガンダム大地に立つ!!」※第1話のサブタイトルより

HGUC 1/144 ガンダム(REVIVE版)の素組みレビューです。

発売日:2015年7月

価格 :1100円

皆さんご存知、「親父にもぶたれたことないのに!」で有名なアムロ・レイが初めて搭乗したMS、初代ガンダムことRX78-2ガンダムです。ガンダムの1/144スケールのキットは数えきれないほどリリースされていますが、今回はHGUCのREVIVE版のレビューです。ナンバーは191。2001年にナンバー21として発売されている旧版とほぼ同じパーツ数で可動域が大幅に向上しているのがセールスポイントです。旧版と比べると、プロポーションが現代風にスマートになっていますが、色分けは旧版よりも原作寄りになっています。
このキット、とにかくよく動きます。低価格で劇中の様々な名シーンを再現できるガンダムとして、オススメできるキットです。


【1】外観

(1)正面

原作のカラーリングを意識した成形色です。上述したように、バンダイさんはガンダムのキットを山ほどリリースしているので、成形色での色分け技術もほぼ完成されています。シールで補う箇所は、メインカメラ、サブカメラ、腰のV字マーク部分です。関節にはKPS素材が多く使われており、強度も良好です。

(2)背面

ガンダムのバックパックは様々なバリエーションがありますが、このキットは原作通りのデザインです。それにしてもこのガンダム、細い!


【2】アクションレビュー

さっそく、旧版からバージョンアップした可動域を生かしてブンドドしていきます。原作の名シーンも意識していきます。

(1)フル装備

まずは付属武器をフル装備で。ビームライフル、ビームサーベル、ハイパーバズーカ、ガンダムシールドが付属します。ガンダムの武器はビームジャベリンやガンダムハンマーなど様々な種類がありますが、付属しているのは基本的なもののみとなります。

(2)ビーム・ライフル

「巨大な~敵を~討てよ、討てよ、討てよ~♪」※OP曲 “翔べ!ガンダム”より

ガンダムの最も標準的な武器、ビームライフルです。センサー部は別パーツにて色分けされています。

「相手がザクなら人間じゃないんだ、僕だって!」

フォアグリップは可動し、本体が肩を大きく前に引き出せるので、両手持ちは余裕で決まります。

12機のリック・ドムを1機で壊滅させた振り向き撃ちも再現可能です。このシーンのあたりから、アムロが別次元の強さになった印象があります。

肩の可動域を生かして、原作最終回のラストシューティングも再現できます。

(3)ハイパー・バズーカ

ハイパーバズーカはグレー1色成形。設定ではホワイトがメインカラーなので、完全再現には塗装が必要なパーツです。グリップに角度がついています。腕の可動域と合わせれば、安定して肩に背負わせることができます。

造形自体は非常に優秀で、裏面の弾頭パーツもしっかり作りこまれています。

旧1/100キットのボックスアート風ポーズ。旧1/100ガンダムは、はじめてコアファイターのギミックが搭載されたガンプラでした(合ってますよね?世代ではないので心配)。

リアスカートにアタッチメントによって腰に取り付けることが可能です。


(4)ビーム・サーベル

「機動~戦士♪ガンダム~♪ガンダム♪」※再び ”翔べ!ガンダム” より

バックパックの柄を外し、クリアピンクのビーム刃を取り付けて再現します。

腕の可動を生かして、抜刀ポーズもかっこよく決まります。

ビームライフル同様、両手持ちも余裕。グフと合わせてブンドドしたくなりますね。

ユニコーンガンダムのギラ・ズール斬りっぽいポーズで。ビーム刃は2つ付属しているので、二刀流も可能です。ちょっとビーム刃が長すぎる気がしますね。

(5)シールド

シールドは設定通り背中に装備可能です。

裏面のモールドもしっかり彫られているので、スミ入れするだけでもかっこよくなりそうです。

覗き穴から顔を出して戦うシーン。完全にコックピットを守っており、抜群の安心感です。コアファイターによる離脱システムといい、しっかりパイロットの命も考えられている作りですね。そもそも、ガンダムの装甲はザクのマシンガンではビクともしないくらいのものなのに・・・。防御力一つとっても、完全に時代の先を行っている性能ですね。まさに白い悪魔。

(6)平手パーツでポージング

両手ともに平手パーツが付属します。今回は大気圏突入のシーンを再現してみました。あの戦闘力で、大気圏も単独突入できるとか、どれだけオーバースペックなんですか・・・。ガンダムを振り返る度にテム・レイさんの天才ぶりをつくづく痛感します。

以上、HGUCガンダム(REVIVE版)のレビューでした。

本キットの売りは、やはり旧版から大幅に向上した可動域だと思います。このキットよりも造形や色分けが優秀なキットはたくさんありますが、この安さでこれだけ動くのは素晴らしいです。原作に近いカラーリングなので、癖がなく多くの人に受け入れられるのも評価点と言えるでしょう。

ちなみに、旧版と比較して一つ完全に負けているところがあります。なんと、旧版にはコアファイターが付属しています。旧版から様々な点でアップデートされている本キットですが、この1点だけは確実に旧版の勝ちといえるところです。その他に、プロポーションとかも変わっている部分があるので、どちらが気に入るかは人によるかもしれませんね。

個人的なオススメは、「どっちも買って違いを楽しむこと」です!

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