ポケットモンスターシリーズ最新作「ポケットモンスター ウルトラサン・ウルトラムーン」の発売がいよいよ今週１１月１７日（金）に発売されます。3DSシリーズ最後のポケモンということで、サカキをはじめとした過去のボスが一堂に会したり、過去の伝説ポケモンが全て登場したりと非常に期待値の高い作品となっています。私は前々作のオメガルビー・アルファサファイアは結構やったのですが、前作サンムーンはその反動でちょっとお休みしていました。一応ストーリーはクリアしたのですが・・・。
今作は3DS最後のお祭り的な作品なので、またあの時の情熱を思い出してポケモンを対戦も含めて楽しんでいこうと思っています。
ポケモンの醍醐味といえばやはり通信対戦ですが、対戦環境を整えるためにはストーリーをクリアしなければなりません。そこで、この記事ではストーリーの最初にもらえる３匹のポケモン（通称御三家）はどれを選ぶといいか、３匹についての情報をまとめていきたいと思います。
ウルトラサン・ウルトラムーン（以下USUM）は前作サンムーン同様、アローラ地方が冒険の舞台になっています。そして選べる御三家も前作同様、モクロー・ニャビー・アシマリの３体です。それぞれタイプも種族値も違う、別々の個性を持ったポケモンなので、どれがいいか悩む方も多いでしょう。特に、今作久しぶりにポケモンをやる方、新しくポケモンをはじめる方は尚更でしょう。
以下からは、３体のタイプや特徴、覚える技などからストーリー攻略という観点でそれぞれを考察していきます。
【１】モクロー〔くさ・ひこう〕
（１）進化
モクロー〔くさ・ひこう〕（Lv17）→フクスロー〔くさ・ひこう〕（Lv34）→ジュナイパー〔くさ・ゴースト〕
（２）最終進化形種族値
・ジュナイパー〔くさ・ゴースト〕
HP：７８
こうげき：１０７
ぼうぎょ：７５
とくこう：１００
とくぼう：１００
すばやさ：７０
合計：５３０
（３）考察
くさタイプのポケモンです。最終進化まではくさ・ひこう、最終進化でくさ・ゴーストに変化するので耐性が大きく変化します。くさタイプは攻撃面・防御面で不遇なタイプのため、モクローもその例に漏れずタイプ一致技の通りが悪いです。ひこうタイプの方が通りがいいので、くさというよりはひこうタイプ枠として序盤は使っていく感じです。最終進化してジュナイパーになるとひこうがゴーストに変わり、違った役割のポケモンになります。こうげき・とくこう共に高いですが、覚える技は物理技に優秀なものが集まっているのがちょっと勿体ないです。
【２】ニャビー〔ほのお〕
（１）進化
ニャビー〔ほのお〕（Lv17）→ニャヒート〔ほのお〕（Lv34）→ガオガエン〔ほのお・あく〕
（２）最終進化形種族値
・ガオガエン〔ほのお・あく〕
HP：９５
こうげき：１１５
ぼうぎょ：９０
とくこう：８０
とくぼう：９０
すばやさ：６０
合計：５３０
（３）考察
耐久・攻撃ともに中途半端な種族値の物理アタッカーです。ただ、ほのおタイプは弱点をつける相手が多かったり、数も多いタイプではないので野生ポケモンの幅が狭い序盤では貴重なほのおタイプとして使っていけます。最終進化形になるとほのお・あくタイプとなります。ほのお・あくの組み合わせは攻撃面では多くの敵に対応できるので、様々なタイプの敵と戦うストーリー攻略では便利な技範囲といえます。高レベルになるとドラゴンタイプのげきりんやかくとうタイプのクロスチョップといった不一致でも強力なサブウェポンが揃うので、より多くの敵に対応できます。ほのお・あく・かくとう・ドラゴンの技編成の優秀さは有名なアタッカーであるサザンドラが証明してくれています。
【３】アシマリ〔みず〕
（１）進化
アシマリ〔みず〕（Lv17）→オシャマリ〔みず〕（Lv34）→アシレーヌ〔みず・フェアリー〕
（２）最終進化形種族値
・アシレーヌ〔みず・フェアリー〕
HP：８０
こうげき：７４
ぼうぎょ：７４
とくこう：１２６
とくぼう：１１６
すばやさ：６０
合計：５３０
（３）考察
みずタイプは等倍範囲が広く、サブウェポンにこおりタイプの技を持たせればこの２つだけでかなりのポケモンに対応することができるようになります。使いやすさは３体の中でナンバーワンといっていいでしょう。アシレーヌまで進化させればフェアリータイプが追加され、優秀な技範囲がさらに広がります。加えてとくこうも跳ね上がり、Z技と合わせれば最高火力も３体の中でナンバーワンです。レートでもよく使用されるほどのポケモンなので、ポテンシャルは最も高いポケモンです。ただ、物理防御が低く、すばやさも遅いので、速い敵との連戦が続くと体力が苦しくなってしまいます。
以上、ポケモンUSUMで最初に選べる御三家についての考察でした。この中では、やはりアシマリが最も強力なポケモンといえます。ただ、みずタイプは数が多く、旅の途中で結構簡単にみず要因は揃えることができるので、他のポケモンを選びつつみずは野生のポケモンを捕まえるという手もあります。通信対戦と違い、ストーリーは敵よりも自分の方がレベルが高い状況で戦えるので、種族値の差もレベル差でカバーできます。結局は自分の好きなポケモンではじめればいいのですが、この記事を一つの参考にしてくださればと思います。
何はともあれ、発売が待ち遠しいですね！
